紫外線、湿気、汗によるムレやニオイ・・・
夏が近づいてくるたびに私たちを脅かしている
ヘアにまつわる悩みをこの夏こそ払拭しましょう!
髪の悩み
Q:紫外線で髪がパサパサ・・・どうケアしたらいいの?
⇒ダメージを受ける前と後に4つのケアを
紫外線を浴びると髪の表面にあるキューティクルがはがれて
そこから髪の内部の水分や油分が蒸発してしまいます。
それがパサつきの主な要因です。
ではどのように対処すればいいのかというと、方法は4つです。
陰バスケアで水分や栄養を与えることが不可欠となります。
長時間屋外で過ごした日はマスクなどのスペシャルケアでリカバーをしましょう。
同時に日中にUVから髪をプロテクトするのもマストです。
外出前はUVカット効果のあるアイテムを必ず取り入れましょう。
さらにブラッシングも効果的です。
頭皮の油分が毛先まで行き渡って髪がツヤめきますよ♪
日常で気をつける3つのこと
日傘でがっちりUVガード
炎天下を歩くときは日傘で自分専用の日陰を作って移動しましょう。
曇りの日も油断は禁物です。
紫外線量は晴れの日の約60%なのでなるべくさすようにしましょう。
通気性重視のハットで髪を覆う
ハットをかぶっておしゃれにUVカットするのも手です。
ただし、汗で頭皮がムレると頭皮のトラブルを招くことになりかねません。
清潔で通気性の高い素材のものを選びましょう。
毎朝、髪の分け目をチェンジ
毎日同じ分け目で過ごしていると、頭皮や表面にくる髪の部分ばかりが
紫外線にさらされてダメージが加速してしまいます。
日ごとに変えることでダメージを分散させてあげましょう。
◆おススメケアアイテム1
超保湿系シャンプー&コンディショナーでUVトラブルをバリアしましょう
肌と同じで、髪も保湿をしてあげることがバリア機能を高めるための第一歩です。
毎日使うシャンプーとコンディショナーを高保湿タイプのものに切り替えるだけで
髪の1本1本が潤ってしなやかになりますよ。
紫外線に対する髪の免疫が格段に高まります。
多彩なバリエーションの中から自分の髪質に合うものや好みの洗い上がりに合わせてチョイスしましょう。
◆おススメケアアイテム2
夏は絶対に素髪NG!アウトバスでコーティングを
紫外線が大量に降り注ぐ屋外に素の髪のままでかけるのはあまりにも無防備。
肌とは違って髪が一度受けたダメージは二度と元には戻らないので、
外出時のプロテクトは必須となります。
UVカット効果のあるスプレーやスタイリング剤を必ず取り入れましょう。
髪の表面にベールが形成されて、ダメージが髪の内側に侵入するのを
跳ね返してくれる効果が期待できます。
◆おススメアイテム3
ダメージを予防&補修!週1~2回はスペシャルケアを
ヘアマスクなどのスペシャルケアを定期的に取り入れることで、
髪が芯まで修復されてバリア機能がアップします。
同時にその日に受けたダメージをその日のうちにリカバーすることができるのもメリットです。
適量を髪になじませたあと手ぐしやコームでとかしてあげると、
美髪成分を髪の1本1本に均一に行き渡らせることができますよ。
蒸しタオル加温して浸透を高めるのもおススメです♪
◆おススメアイテム4
まとまるブラッシング術でパサつきOFF!
清潔な環境下における頭皮の皮脂はいわば天然の美髪オイルです。
あらゆる方向からブラッシングすることで髪全体がそのオイルで
まんべんなくコーティングされて毛先までするんとまとまるツヤ髪に。
頭皮の血行も促されるため、いいことがたくさんあります。
塗れた状態でとかすと、摩擦によるダメージを与えてしまう恐れがあるので、
乾いた髪に行いましょう。
《手順》
1:襟足から頭頂部へとかす。
頭を下げて、襟足の生え際から頭頂部に向かってブラッシングします。
頭皮が少し引っ張られるくらいの強さで10回繰り返しましょう。
2:頭を傾けて横向きにとかす。
頭を真横に倒した状態で耳の上から頭頂部を通って反対側の耳の上までとかします。
10回できたら反対側も同様にブラッシングします。
3:おでこの生え際から頭頂部へ。
頭をまっすぐに起こして、同じ要領でおでこの生え際から頭頂部に向かってブラッシングします。
中央がとかせたら両サイドも行いましょう。
4:毛先のからまりをほぐしたら終了。
手で髪全体をつかんでひと束にしたら、毛先のからまりを優しく小刻みにブラッシングしてほぐします。
クシ通りがなめらかになるまで行いましょう。
Q:頭皮がムレて、皮脂でベタつくのですが、どうしたらいい?
⇒頭皮の洗浄方法の見直しが肝心
20~30代はまだまだ皮脂の分泌が活発になります。
それに加え、夏場は汗をかくので、どうしても頭皮がムレやすくなります。
まずは日々使うシャンプーを見直すところから始めましょう。
マイルドな使い心地のデイリータイプから、スペシャルケアとして取り入れたい
ディープクレンジングまでバリエーションはさまざまです。
人によっては、洗いすぎによる乾燥で頭皮から皮脂が過剰に分泌されている可能性もあります。
その場合は、シャンプーを使わずに汚れをリセットする「ノープー」など、
洗う方法を変えたほうがいいケースもあります。
きちんと汚れを落とした後は、専用の美容液などで頭皮を保湿して、
整えたコンディションをキープするのも忘れずに行いましょう。
頭皮のベタつきを防ぐ3つのテクニック
1:ウェットシートで皮脂を拭き取る
日中外出先で頭皮のベタつきを感じたときに役立つのがこのテクニックです。
分け目やムレが気になる部分をウェットティッシュでサッと拭くだけで頭皮が爽快になりますよ♪
2:シャンプー前のお湯シャンは最低でも3分に
髪の汚れの9割はお湯だけで落とすことが可能です。
37~38℃のシャワーを最低でも3分かければ、ベタつきの原因となる皮脂の大半は洗い流せます。
3:ブローの仕上げに冷風で毛穴を引き締め
ドライヤーによる熱も頭皮にムレを招く一因です。
髪を乾かし終わったら冷風に切り替え頭皮に風を吹き込みましょう。
毛穴が引き締まって皮脂の過剰な分泌をストップできますよ。
◆おススメケア方法1
話題の「ノープー」で洗いすぎ乾燥を防ぐ
毎日きちんと髪を洗っているのに頭皮がベタつくのは、洗いすぎによる乾燥を
リカバーするために皮脂が過剰分泌されているからかもしれません。
ギクっとした人にトライしてほしいのが、シャンプーを使わずに
頭皮や髪に付着した最低限の汚れだけを洗浄できることで話題の「ノープー」
頭皮を清潔にしながら潤いをとどめることができるのが画期的です。
頻度は2日に1回が理想です。
◆おススメケア方法2
ディープクレンズで皮脂バランスを整える
頭皮がムレている自覚がない人も、実はムレていたという可能性があります。
汗をかきやすい夏場は週に1~2回のディープクレンジングでベタつきを抑えましょう。
毛穴に詰まった余計な皮脂を取り除くことで頭皮が健やかになります。
未来の美髪を育むことにもつながりますよ。
洗う時は指で頭皮に揉み込むようになじませれば、余計な油分をからめとってスッキリできます。
◆おススメケア方法3
頭皮専用のシャンプー&コンディショナーで健やかな毛穴に
皮脂の分泌が気になる人は、脱脂力に定評のあるアイテムがおススメです。
頭皮にきちんと潤いをとどめながら不要な皮脂だけを洗い流してくれますので、
日常的に取り入れても、頭皮がカサつく心配はありません。
健康な頭皮は洗ってから4時間くらい経つと、必要な分だけ皮脂を分泌します。
地肌の湿潤環境を整えて健やかな頭皮へと導いてくれます。
◆おススメケア方法4
心地よい美容液で頭皮をいたわって保湿
汗で表面が湿っているだけで頭皮の内側が乾いている「インナードライ」も夏に起こりがちなトラブルです。
放置しておくと乾燥を補おうと皮脂が過剰分泌されてしまい、ムレの原因になりかねません。
そんなベタつきの連鎖をストップしてくれるのが、頭皮用美容液。
地肌を潤すことで、頭皮の水分と油分のバランスの整った地肌をキープすることができますよ。
Q:トップや前髪がぺったり・・・ボリュームを出したい!
⇒立ち上げて固める!大敵の皮脂にも注意を
髪を根元からふんわり立ち上げることに特化したアイテムに頼るのが解決の近道となります。
同時に皮脂が過剰分泌しないよう工夫することも大切です。
スタイリング剤は根元を避ける、髪の生え際はファンデを塗らない、
日中触ってての油分を髪に移さないなどのちょっとした意識の改善もベタ毛の予防になりますよ。
前髪がペタっとなる方が守るべき5つのポイント
・髪の根元3cmはトリートメントをしない
・立ち上げた髪は冷風ブローでキープをする
・おでこの皮脂をこまめに抑える
・ベースメイクを薄めに仕上げる
・前髪を手で触らない
◆おススメケア方法1
根元からふんわり立たせるインバスケアを
髪を根元から立ち上げてボリュームアップしてくれるシャンプーとコンディショナーで
洗い上がりの髪をエアリーに仕立てて上げるのが最も効果的です。
頭頂部がペタンコになってしまう方は、コンディショナーを塗るとき、
生え際を避けるようにすると、過剰な皮脂の分泌を防ぐことができますよ。
◆おススメケア2
仕上げのスタイリング剤で軽やか前髪をキープ
インバスで髪を軽やかに洗いあげたら、スタイリング剤でふんわりとしたニュアンスを後押ししましょう。
ドライヤーで根元を立ち上げるようにブローしましょう。
仕上げにボリュームをキープしてくれるスプレーを活用すれば、
終日ヘタれ知らずでいられるはずです。
まとめ
髪のパサつき、ゴワつきって本当に厄介ですよね・・・
特にこれから髪や頭皮トラブルが増えてくる季節になってきました。
でもしっかりとしたケアを知ってきちんと対処してあげてください。
髪にお手入れができていないとあなた自身が
だらしなく見えてしまうこともありますからね・・・
髪をキレイに育てて梅雨時期の髪や頭皮トラブルを回避しましょう♪