あなたはどのタイプ?原因・予防・対処法を知って『クマ』知らずの顔に♡

美容
Woman's eye

 

 

目の下にクマがあると、疲れて見えたり、老けて見えたりするのが悩みのタネですよね・・・

コンシーラーで隠しているつもりでも隠しきれてないような・・・

クマと一口に言っても種類があり、きちんと原因や対処法を知っておくことで見た目年齢が若く見えます!

自分のクマはどれにあたるのか、よく見てみましょう。

 

基本的な目の周りの構造

 

簡単に説明すると、目の周りには目を守るための薄い脂肪しかついていないため、
目の皮膚はとても薄く、皮脂腺も少ないため、乾燥しやすい部位でもあります。

こすったりするなどの刺激によって色素沈着を起こしやすい。

ここはみなさんクリアできていると思います!

 

クマの種類

 

クマには大きく次の3種類に分けることができます。
それぞれ原因が違うため対策も異なります。 まずはご自分のクマがどのタイプか確認してみましょう!
(あくまで目安になります。)

大きく次の3種類に分けることができます。

  • 茶グマ・・・色素沈着などが原因のクマ
  • 青グマ・・・血行不良などが原因のクマ
  • 黒グマ・・・たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマ

 

 

【確認方法】

 

下記の2つをして確かめます。
1.あっかんべーして目の下の皮膚を下に引っ張る
2.鏡を持って上を向く

 

【結果】

1.あっかんべーして目の下の皮膚を下に引っ張ったときにクマが薄くなった気がする

⇒あなたの目のクマは「青クマ」の可能性が高いです。

2.鏡を持って上を向いたときにクマが薄くなった気がする

⇒あなたの目のクマは「黒クマ」の可能性が高いです。

3.両方とも薄くならなかった

⇒あなたの目のクマは「茶クマ」の可能性が高いです。

分かりましたか? もし分かりにくければ、次も合わせてご確認ください。

 

茶グマ

 

茶グマには2種類あります。

1つは、表皮にできたシミと同じレベルのもの。
もう1つは真皮レベルでメラニンが皮膚の奥の方に沈着したものです。
それではそれぞれについてご説明いたします。

 

表皮レベルの茶グマの原因

 

■こすりすぎによる色素沈着

茶グマの主な原因は色素沈着です。
目をこする癖があったり、アイメイクを落とすときにゴシゴシとこすり過ぎたりすることで、目元の皮膚が色素沈着を起こし茶色っぽくなることがあります。

 

■肌の乾燥

肌が乾燥することで、目元の水分が少なくなり、茶色っぽく見えることがあります。また、乾燥すると痒みが出ることもあるので、こすり過ぎてしまうことも原因の一つだと考えられます。

また、アトピー性皮膚炎や乾燥による痒み、化粧品かぶれ、落としきれないマスカラが原因になっていることもあります。

 

■日焼けによるシミ、くすみ

日焼けにより肌が弱まることや、シミ・くすみが定着してしまうことも茶クマの原因になることがあります。

これは、日焼けをするとすぐに黒くなってしまう人に起きやすいと言われています。
またクマは、目の下にだけできるのではありません。まぶたの茶グマは、老化のせいにしたり、上からメークをするので見過ごしたりしがちですが、これもれっきとしたクマです。

 

対処法

茶クマさんには、目元に刺激を与えないこととしっかり保湿をすることが大切です。
4つの対策をご紹介します。

 

■クレンジングと洗顔の見直し

クレンジングや洗顔の時に目をこすりすぎていないか、今一度見直してみてください。
無意識のうちにこすりすぎていることがあります。

特に、アイメイクリムーバーを使っている方は、こすりすぎないように、リムーバーをコットンにたっぷり染み込ませてからあてるようにしましょう。

 

■目をこすりすぎない

花粉症やアレルギーの方は特に注意が必要です!
こするのが我慢できないようなら、目薬をさしたり、眼科や皮膚科に相談するようにしましょう!

 

■美白化粧品で保湿ケアをする

保湿をするときは、シミ対策のできる美白化粧品がおすすめです。
美白成分には、ビタミンC誘導体やアルブチン、エラグ酸、カモミラET、トラネキサム酸などがあります。
クリニックで処方してもらうハイドロキノンも有効です。
場合によってはハイドロキノンとトレチノインを併用することもありますが、
トレチノインを使用する場合は、目の近くへの使用ですので濃度を低くして、
注意しながら治療することが必要です。

 

■保湿の仕上げにアイクリームを使用する

いつもの保湿に加えて、目元の肌にはアイクリームをプラスして重点的に保湿することで、肌の乾燥をより防ぐことが期待できます。

 

 

 

真皮レベルの茶グマの原因

原因は、遅発性両側性太田母斑様色素斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん)と呼ばれる
いわゆるアザです。

20歳前後から、両頬・おでこ・小鼻・目の下などにあらわれる青みのある灰色と茶色が混ざったような色素斑のことです。
メラニンが皮膚の奥に沈着している状態です。

対処法

対処法治療には、レーザーでの治療が有効的です。

 

青グマ

 

原因

■血行が悪くなっている

Ed Sheeran – Shape of You目のまわりには、たくさんの毛細血管が通っていますが、血行が悪くなるなどでその血液が滞り、目のまわりの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽく見えるのを青グマと呼んでいます。

血行が悪くなる要因としては、
冷え、生活習慣(食生活の乱れ)、運動不足、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足や疲労、ストレス、目の疲れなど原因にはいくつも考えられます。
最近では、パソコンを使う人も多いですが、パソコンの画面を凝視することで、血流が滞ることも原因の1つです。

 

■遺伝

クマは遺伝の要素も強いと考えられています。
特に青クマは、目の下の皮膚が薄い人ほどはっきりと現れやすくなるため、皮膚の薄さが遺伝した場合、他の人よりもクマとして現れやすくなります。

 

対処法

青クマさんは、生活習慣の改善で対策しましょう。
規則正しい生活が何より大切ですが、その中で特に意識して行ってほしい4つのことをご紹介します。

 

■定期的に身体をほぐす

デスクワークの方など、決まった姿勢で長時間過ごすことの多い方は、途中で意識して休憩をとり、伸びなどのストレッチを行いましょう。

できれば上半身だけでなく、身体全体を意識して、できることからはじめてみてください。

 

■目を適度に休ませる

1時間作業をしたら5分目を休めたり、目薬を適度に使うなどして目をいたわりましょう。

また、2~3秒間目を閉じて、そのあと目をパチパチと軽く何回か瞬きする、という動作を何セットか繰り返すだけでも目を休めることができます。あまり休憩がとれないという方は、こちらの方法をお試しください。

マッサージをする際は、できればアイクリームなどで行う方が効果的です。
アイクリームですべりをよくし、薬指で優しく行うことがポイントとなります。
薬指ですと余計な力が入らず、目の周りの薄くデリケートな皮膚に負担をかけません。
強い力でぐいぐい押したり、こすったりしては逆に色素沈着を起こして茶グマの原因になってしまいますので、注意してください。

 

■身体を温める

季節を問わず、身体を冷やさないように常に温めることを意識しましょう。夏でも冷房が効いている場所に行くときなどは、ひざ掛けやカーディガンを羽織ったり、温かいものを飲むなどしてください。

また、できるだけシャワーだけではなく半身浴をするなど湯船に浸かりましょう。

マッサージやホットパックなどで血流をよくするのも効果的です。

日々のケアとしては、血行を促進する効果のあるビタミンK入りのアイクリームが有効です。

また、目の周りの血流だけをよくするのではなく、全身の血のめぐりをよくするためにも、適度な運動は予防になります。
喫煙は毛細血管の血流を悪くするので禁煙も大切です。

漢方で血流の悪い状態を「逖€血(おけつ)」と呼びますが、「桂枝茯苓丸」など血流をよくする漢方で体質改善を図ることを、インナーケアの1つとして考えてもよいでしょう。

 

■「鉄分」を摂る

バランスの良い食事が大前提ではありますが、特に意識して食べてほしいのが鉄分です。

鉄分の多く含まれている食品には、レバー(鶏・豚)、ひじき、あさり、はまぐり、納豆、うなぎなどがあります。

 

 

 

黒グマ

 

原因

このタイプには二つの原因があります。

 

1)目元の筋肉の衰え

生まれつき目の下の脂肪が少ない、または加齢により目の周りの脂肪が萎縮したり、皮膚のたるみの影響で皮膚のへこみが目立つために影が出来るタイプ。
日頃より目元の筋肉を意識して動かしてあげる必要があります。

 

2)加齢によるたるみ

加齢により、重力で目の下の脂肪を支えている筋肉がゆるみ、目袋になることにより、たるみが生じ、その下にへこみができるタイプです。
元々涙袋が大きい人や、はっきりとした顔立ちの人ほどよく目立ちます。

どちらの場合もシミではないので、コンシーラーでは隠すことは難しく、メイクで隠そうとして厚塗りをすると余計に目立ってしまいます。

 

補足として、

■むくみ

クマができる直接的な原因ではありませんが、顔がむくんでいることで、
黒クマはより目立ちやすいと言われています。

むくみの要因として、塩分の摂り過ぎ・冷え・運動不足なども考えられます。

 

対処法

1)のタイプは皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入し、へこみを失くす方法があります。
2)のタイプは眼窩脂肪を取る脱脂術などの手術があります。

 

どちらも医師に診てもらうことが一番有効的なのですが、
時間もお金もかかってしまいますので、
手軽にできるおすすめの目元マッサージと、むくみ対策として取り入れてほしいことをご紹介します。

 

■目元マッサージ

空いた時間に数回ずつ行うことで、目元の筋肉を鍛えることができます。

 

①薄目を開けた状態を10秒間キープ
体操1

このとき下まぶたが、目を開けた状態に比べて2~3mm上がった状態にします。
最初は鏡で確認しながら行ってみてください。

 

②指先で目尻の少し上のあたりを斜め上に引っ張り押さえ、この状態で10秒間目を閉じる
体操2いわゆるキツネ目の状態です。
このとき指で押さえるときは、強く抑え過ぎないようにしましょう。

 

■塩分の摂り過ぎに注意する

塩分を多く取るとむくみやすくなります。
塩分が多めだと感じている方は、酸味や香辛料を使って料理をする工夫をしましょう。
ゆず・コショウ・レモン・すだち・シソ・みょうがなどがおすすめです。

また、ラーメンの汁は全部飲まない、できるだけ自炊をするなど心がけることも大切です。

 

■定期的に身体をほぐす

青クマさんと同じ対策になりますが、身体をほぐすことはむくみ対策にもなりますので、
黒クマ対策としてもおすすめです。

 

《立ったままできるおすすめストレッチ》
むくみ 体操(立)

つま先は床につけたまま、思いっきりかかとを上にあげます。ふくらはぎがぴーんと伸びていることを意識しながら、
30回くらいやりましょう。電車を待っているときなどにおすすめです。

 

まとめ

あなたは何タイプでしたか?

ただ、クマと言っても、茶グマと青グマ、茶グマと黒グマの混合型の方も多く、
ケアの方法もそれぞれの対処法を合わせたものになります。
色などを見て判断するか、目の下のくまは、何かの病気のサインであることもありますので
気になる方は専門家に相談してみるといいでしょう!

 

参考元:Sweet