首のしわは早めの対策を!原因とお手入れ方法とは♪

美容

 

年齢が表れやすいと言われている首のしわ、どうやって対策したらいいのかな?とお悩みではありませんか?

加齢によってしわができるのは仕方のないことではありますが、
年齢に関係なく、早い段階から対策を始めることがなにより大切です。

今回は、できるだけ若々しい印象を保つために、首のしわができる原因と、
今すぐ始めたい首のケア方法をご紹介します。

 

首の皮膚とシワの特徴

 

首の皮膚は、顔や他の部位の皮膚と異なる特徴があります。

まず、汗腺が顔の2倍あって、うるおいやすいということです。
その反面、ベタつきやすいという点も見逃せません。

また、実は首の皮膚はとても薄くて、顔の皮膚の半分から3分の2ほどしかありません。

それなのに、重い頭を支え、顔を前後左右に動かしたりしてとても運動量の多い部分。
そのためとてもたるみやすいという特徴もあります。

それに加齢が伴うと、太くて大きなたるみジワができてしまうのです。

 

首のしわの主な3つの原因

まずは首にしわができる原因を理解しましょう。

首のしわができる大きな原因と考えられているのは「加齢」ですが、
若いのに線がくっきりと入ったような首のしわに悩んでいる方も多いと思います。

それでは、加齢以外に考えられる首のしわの主な原因をご紹介いたしましょう!

 

①首が曲がる姿勢

 

ずっと笑っている人に笑いじわができやすいように、
下を向く姿勢が日常的に長時間続いた場合、しわが跡になってのこりやすくなってしまい
首のしわが作られることがあると言われています。

 

たとえばデスクワークで下を向く作業が多かったり、
高すぎる枕を使ったりしている方などは、しわができやすいと言われています。

 

首の形状記憶が関わっているためです。

 

首は、会話であいづちを打つときにうなずいたり、
あちこちを見渡したりと、伸縮の多い部位。

そのため、形状記憶のシワができやすいのです。

 

枕の高さによって、首にシワができたまま同じ姿勢を続けると、
大きくて深いシワになってしまうというわけです。

 

また、

  • スマホばかり見て下を向いていることが多い
  • ストレートネック
  • 頬杖をよくついている

スマホは特に電車や会社、家でも1日中見ている人もいるのではないでしょうか。

ずっと下を向いていると、首のシワだけでなく顔がたるむ原因にもなるので、
スマホから目を離す時間も作りましょう。

②乾燥

 

乾燥による小じわも首では目立ちやすいものです。

肌が乾燥して水分が不足すると、肌のハリやしなやかさが失われることによって、
首の皮膚がたるみやすくなり、しわができると言われています。

また、夏場に首にかいた汗を放置することで乾燥することもあります。
汗と一緒に、肌に必要な保湿成分まで一緒に蒸発すると言われているためです。

お顔のスキンケア同様に保湿クリームをやさしくなじませるように塗る習慣をつけましょう。
この際、マッサージしすぎるのはお肌のダメージにつながるので、やさしくケアするのがポイントです。

 

③紫外線

 

紫外線は、お肌の水分を奪い、ハリを保つコラーゲンにも影響を与えてしまいます。
そのため紫外線を浴びすぎることも、しわにつながることがあると言われています。

顔はしっかり日焼け止めを塗っているのに、首までは塗っていないという人が多いことで、
紫外線の影響を受けやすくなってしまうようです。

顔はメイクもしていますし、帽子や日傘などで比較的カバーしやすいのですが、
首は360度ぐるりと紫外線を浴びやすい部位なのです。
1年中紫外線を浴び続けることによってシワが出来やすくなってしまいます。

そこで、外出時には必ず首に対して紫外線対策を行うことが大事です。

顔や手足だけでなく、首にもしっかりと日焼け止め化粧品を塗りましょう。
また、日傘をしっかり差して首までカバーできるようにしたり、
通気性のある白系のマフラーなどを巻くのもよいでしょう。

 

首のしわ対策

一度できてしまったら、どんどん深くなってしまう首のシワ。
早い段階で解消のための対策を取りましょう。
3つの原因をふまえて、首のシワ解消のための、
日常生活に取り入れたいエクササイズやマッサージ対策をご紹介します。

 

①首のマッサージをする

首のしわ対策として、スキンケアの後にマッサージを取り入れましょう。
マッサージをすると血行が良くなるといわれています。

《首のマッサージ方法》
クリームを首全体に伸ばし、指の腹を使って耳の後ろから鎖骨あたりまでを10回程度上下に撫でます。

むくみ 首リンパマッサージ (3)

 

しわを伸ばそうと圧力をかけすぎずに、やさしく撫でることがポイントです。

マッサージをするときには、肌に負担がかからないようクリームを使用すると良いでしょう。
クリームを使用することで、肌にうるおいを与えることも期待できます。

首のシワを解消するためには、リンパマッサージも有効です。

リンパ液の流れが悪くなり、リンパの流れが滞ると、首がむくんで太くなってしまい、
進行するとシワになりやすくなるといわれています。
そこで、リンパマッサージをして、首のリンパの流れを促してあげることが大事です。

 

《鎖骨のリンパの流れをよくする方法》

 

1:両手を胸元でクロスさせ、鎖骨のくぼみを人差し指と中指で円を描くように軽く押します。
こうしてほぐすことで、リンパが鎖骨の下に流れこむのを助けます。

2:首のリンパの流れをよくするために、筋肉をほぐしてリンパの流れをよくしましょう。
両肩の力を抜いてリラックスした状態で、首をゆっくり片方に倒します。
そこで5秒間キープ。左右それぞれ5~10回程度行いましょう。

 

《首のエクササイズ方法》

 

まず始めは、舌出しエクササイズから。

1:「アッカンベー」をするように舌をまっすぐ前方に、思い切り出します。

2:そのまま舌を出した状態で10秒間キープしましょう。

3:舌を思い切り出したところから、今度は片側の口元に舌を横のほうに持っていき、10秒キープします。

同じことを反対側も行いましょう。

※この前方と左右の3方向への舌出し動作を1セットとし、1日3セットを目安に行うとよいでしょう。

 

さらに、首の血行をよくしてシワを解消するという方法もあります。

仰向けに寝て行うエクササイズなので、就寝前に行うのがよいでしょう。やり方は簡単。

1:床に仰向けに寝ます。この時、枕は使わないようにしましょう。

2:1の状態から5秒かけて、ゆっくりと頭を床から浮かして、5秒間キープ。

3:また5秒かけてゆっくりと頭を下ろします。

この一連の動きを5回繰り返しましょう。

このエクササイズはできるだけ頭を上に上げたほうが効果的だといわれています。

 

②定期的にストレッチをする

 

デスクワークの方は、1時間に一度を目安に、リフレッシュをかねて首を伸ばしてあげましょう。

また、同時に首の筋肉を鍛えるエクササイズができる「あいうえお」体操もおすすめです。

 

《あいうえお体操》

あいうえお体操

 

上を向いたまま、「あいうえお」を“あ”から“ん”まで顔と首の筋肉を意識して言いましょう。
少しオーバーなくらい口を動かすのがポイントです。

 

 

③枕の高さを見直す

今の枕の高さが自分に合っているか確認してみましょう。

理想は、真っ直ぐな状態で立っているときの姿勢を、そのまま横になっても保てる高さだと言われています。
首のしわ

低すぎる方はタオルなどを入れて調整して、高すぎる方は買い換えを検討することをおすすめします。

オーダーメイドで自分に合う枕を作ってくれる専門店もあります。

普通の枕と比べると値段は高めではありますが、ずっと使えるものですし、
楽な姿勢が保てることで、睡眠の質の向上も期待できるでしょう。

また、バスタオルを丸めて自分に合った高さの枕を作ることもできます。
作り方はとても簡単。バスタオルを縦半分折り、くるくると端から丸めるだけです。

高さや硬さを自分で調節できますし、頻繁に洗うこともできるので、衛生的なのも嬉しいポイントですね。

このバスタオル枕を、首の下にあてて寝るようにしましょう。

 

④首にもスキンケアをする

 

朝と夜、顔だけでなく首までお手入れをしましょう。

顔に塗った化粧水・美容液・乳液をそのまま首にも塗るように意識してみてください。

面倒な方やもったいないという方は、首用にオールインワンゲルを常備しておくのもおすすめです。
時間がない日にはそのまま顔にも使えますので何かと便利です。

また、多くの化粧品メーカーから首用のネッククリームも販売されているので、首のお手入れにこだわりたい方はネッククリームがおすすめです。

 

⑤首の汗をこまめに拭く

 

汗をかいたら、濡れたタオルでこまめに拭きましょう。

乾いたタオルだと、肌に汗の塩分が残りやすくなってしまうので、おしぼりやウェットティッシュなど、
濡れたもので丁寧に拭くことをおすすめします。

夏場などは携帯サイズのウェットティッシュやボディシートなどを鞄に常備しておくと良いですね。

汗を拭いた後は肌が乾燥しがちですから、化粧水や乳液などで保湿することも忘れないようにしましょう。

 

⑥日焼け対策は年中行う

 

日焼け止めは夏だけでなく1年中使用し、顔だけでなくきちんと首まで塗るようにしましょう。

また、汗や皮脂と一緒に落ちてしまうことがあるので、特に夏場は朝塗ったから終わりというわけではなく、汗を拭いたときや時間がたったときに塗り直すことが大切です。

日焼け止めを塗れない場合は、日傘やストールで肌を保護することをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は首のシワについてご紹介しました。

首のシワは年齢に関係なく、ケアの仕方次第で大きく「差」が出る部分だということがわかりましたね!

ということは、しっかりケアすればずっとキレイを保つことが出来ます。

老けた印象にならないように、毎日顔と同じようにケアをしてあげましょう。

日々の生活の中で首のシワを作る原因がたくさんあることがわかったところで、

ぜひ今日から対策を!!

 

参考元:ar