今時期、花粉症のツライ方が多いのではないでしょうか?
最近では一年中さまざまな花粉症に悩んでいる方も多いようですが、
メイクをせずに外出したり、メイクをしてもすぐにヨレちゃうなんてことも・・・。
辛い花粉の時期にもメイクをあきらめず、可愛くキレイでいたい女性へ。
実はメイクは花粉対策にもなるので、
花粉症の時期のメイクポイントを押さえて、実践してみてください♪
花粉との接触を減らすこと
花粉症は、花粉と接触することで起こるので、
出来るだけ花粉と接触しないことが対策の第一歩だと言われています。
症状がひどくなってくると、花粉が肌についただけでもかゆみが出る場合もありますので、
皮膚への接触を避けるためにも症状がでている時こそ、
できればファンデーションなどを塗って、直接接触しないように防御しましょう!
スキンケアもしっかりと
花粉症もアレルギー反応の一種です。
花粉症の方は、肌がデリケートに傾いているため、
肌が敏感になっている時に乾燥させると、
通常以上にかゆみを感じやすくなるので、
メイクの前の保湿には特に気を付けましょう!
乾燥を防ぐだけでなく、敏感な肌にファンデーションが直接触れないように、
メイク前に刺激の少ないクリームを塗ると刺激も抑えられます。
また鼻をかむと、ティッシュを使い唇もこすれてしまうため荒れやすいです。
唇もしっかり保湿しましょう。
ファンデーションはリキッドやクリームタイプを
ベースメイクは、肌の上で薄く広げ、なるべくナチュラルに仕上げることをおすすめします。
花粉症の方は、どうしてもティッシュで鼻をこすったり、涙が滲んだりしやすいですよね。
そのため、しっかりベースメイクをした場合、
ファンデーションがとれた部分が目立ちやすいです。
また、花粉症の症状が出ている場合、パウダータイプのファンデーションを塗ると、
パウダーの細かい粒子が過敏になっている鼻や眼を刺激し、
症状を悪化させたり、くしゃみなどを引き起こす原因にもなります。
普段はパウダー派の方も症状が出てきたら、
リキッドやクリームタイプのファンデーションを使うほうが刺激が少なく余計な刺激になりません。
またリキッドタイプなどの後に使うパウダーも、同様に避けたほうが懸命です。
どうしてもパウダーで抑えないとテカリが気になる場合は、
マット仕上げタイプを選ぶが、スティックタイプなどのパウダー不要のタイプを選ぶと良いですよ!
肌に合う物を選ぶことが一番ですが、敏感で荒れた肌の時には、やはり肌に優しい物が良いですね!
アイシャドウは、ベージュかピンク系を
ベースで肌を保護したら、アイメイクは最小限にして、
滲むのを避けるために、下まつげのマスカラや下のまぶたへのアイラインを極力控えましょう!
クリームタイプのアイシャドウなどを上手に使い、
濃い色をアイライン代わりに置き、まぶたに向かって陰影をつけましょう!
このとき、刺激にならないように、あまり眼のきわには塗らないように注意しましょう。
また、涙で崩れがちなアイシャドウは、崩れても目立たないベージュか、
肌が赤くなっている部分が目立たないピンク系がおすすめです!
花粉症で赤くなりがちな目元は、ベージュやピンク系のメイクをのせることで
赤みが目立ちにくくなることが期待できます。
また、これらのカラーは涙袋に塗っても自然に大きな目を演出しやすいので
ナチュラルにデカ目効果が発揮できますよ♪
マスカラは上まつ毛にだけ塗る
どうしてもマスカラを塗りたい方は、できれば上まつ毛だけに塗ることをおすすめします。
涙が出て崩れやすいのは、上まぶたより下まぶたのメイクだからです。
下まつ毛にもハリや束間を演出したい方は、滲んでもわかりにくい透明タイプのマスカラがおすすめです。
デートなどで、下まつげもしっかりマスカラを塗りたい!という方は、
ウォータープルーフタイプのマスカラを使用し、
目薬をさしたり涙が滲んだりしたら、こまめに鏡をチェックしましょう。
アイラインは目尻重視で
花粉症の方はアイライナーを使用する際、目尻側3分の1を意識してアイラインを引くようにしましょう。
粘膜やまつげのきわにラインを引くと、涙や目薬によってアイラインが
滲みやすくなってしまう可能性があるためです。
目尻側であれば、滲んでも比較的すぐにお直ししやすいでしょう。
また、アイライナーは、涙にも強いウォータープルーフを使うことをおすすめします。
涙が出てアイライナーが引けない時は、化粧直し用のフェイスパウダーを目尻に軽くたたき、
アイシャドウを薄くのせるとアイライナーが引きやすいですよ♪
チークとリップにポイントをおく
花粉症の方はアイメイクをナチュラルに仕上げる分、チークとリップにポイントをおいたメイクをしましょう。
チークとリップにポイントをおくと、アイメイクが控えめであっても華やかで明るい印象になりますよ♪
いつもと違うメイクをすることで、雰囲気の違う素敵な自分を見つけられるかもしれません♪
チークは、花粉症による肌の赤みが目立たないピンク系がおすすめです。
化粧は塗り直すことを前提に
◆メイク直し用アイテム
・フェイスパウダー
・口紅
・綿棒
・ティッシュ(またはあぶらとり紙)
・チーク
・アイライナー
・アイシャドウ
・乳液
・リップクリーム
【ベースメイクの直し方】
ファンデーションを塗っても、鼻をかむと必ずはがれるので、
ベースメイクが崩れてしまった場合は、余分な皮脂を取り除くため、
あぶらとり紙、またはティッシュでまずは顔をおさえましょう。
ティッシュオフができたら、柔らかいテクスチャーのファンデーションを指の腹にほんの少量のせます。
その指で、ベースメイクが崩れた部分に優しい力加減でポンポンとファンデーションを塗っていきます。
はげないことより、化粧直しがしやすい物を選ぶという考え方もあります。
クリームやリキッドで塗り足してもよれたり溜まったりしにくいのは、BBクリームでしょう。
薄付きな分、はがれやすいという欠点はありますが、
その分はがれが目立ちにくく、後から重ねて塗り足しても
比較的よれにくいというところが良い点ですね!
また多くがチューブタイプでリキッドより携帯しやすく、
この時期だけ使う物として購入する場合でも、価格が安いということも魅力ですよ!
【ポイントメイクの直し方】
■目元
目元がパンダ目のように滲んでしまった場合は、綿棒の先に乳液をつけて湿らせ、気になる部分を優しくなぞりましょう。キレイに落とすことができます。
フェイスパウダーを目元に軽くのせてからアイシャドウを重ねると、メイク直後のきれいな状態を取り戻すことができるでしょう。
■口元
口元は、リップクリームで唇の保湿を行いましょう。その後、口紅を塗るともちが良くなります。
■頬
チークも意外と落ちやすいです。
メイクのいちばん最後に、全体のバランスを見ながら軽く足しましょう。
仕上げに、パウダーを含んだパフで粉とびしないよう気を付けながら、崩れた部分周辺もおさえることで、キレイに馴染むでしょう。
赤味はカラーコントロールかコンシーラーで消す
鼻やマスクでこすれるなど、部分的に赤くなったりした部分は、
その部分だけカラーコントロールやコンシーラーで先にカバーし、ファンデーションを塗るようにします。
カラーコントロールの黄色や、緑系の色を気になる部分に塗り、
周りに少しぼかすとより自然になります。
広い範囲に塗ると顔色が悪く見えたり、厚塗りしている感じになるので、
最小限にとどめたほうが良いでしょう。
ジェルタイプの物は化粧直しをする際によれやすいので、
クリームタイプの物のほうが化粧直しがしやすいですよ♪
化粧直しは筆ペンタイプが便利
いつもの化粧直し用の多くは、際に狭い範囲には塗りぬくい容器が多いので、
携帯にはコンシーラーのほうが便利だと思います。
コンシーラーはスティックタイプもありますが、
鼻の脇や眼の下などに少量だけに塗りたい場合は、
化粧直しに使う場合は、筆ペンタイプの物が便利ですよ!
コンタクトは避ける
また、コンタクトレンズは眼の保護にもなりますが、
眼の中に花粉を入れてしまい状態をひどくすることもあるので、
眼の状態で判断する必要があります。
使う際も出来れば花粉が入らないように、眼鏡で防御すると良いということです!
また、眼が悪くない人も、流行のダテ眼鏡や花粉用眼鏡で誤魔化し、
アイメイクを最小限に抑えるというのも一つの方法ですよ!
化粧直しが上手くいかない時は
何度も直して、よれるのが気になる場合は、
コットンに乳液を垂らして気になる部分を多めに拭き取り、
新たに塗り直すとうまくいきます。
また、敏感になっている場合は、化粧直しをする時、
いつも使う携帯用のパフなどではなく、キレイに洗って手で塗りなおすほうが、
清潔なので刺激も少ないようです。
帰宅したらすぐに落とす
玄関前などで、体の花粉などをはたいたら、手を洗い、顔についた花粉もすぐに落とすようにしましょう。
ファンデーションに花粉が付いているため、帰宅したらまずはクレンジングで洗い流してしまうことが、
症状のためにも良いからです。
まとめ
今回は花粉症の方におすすめのメイクについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
女性は、花粉症だからと言ってノーメイクで過ごす訳にはいきませんよね・・・
参考までに、
メイクをする前に、冷たい水で洗顔をすると毛穴が引き締まって崩れにくいメイクに仕上げる事も可能です。
冷たい水の代わりに、冷やしたタオルを顔に当ててからメイクをするのも良いですね!
ベースメイクは薄めをオススメしましたが、パウダーは叩き込む様に付けると効果的です!
パウダーは塗る様に付けるよりもポンポンと軽く叩きこむ方がメイクに馴染みやすく崩れにくくなりますよ!
BBクリームを使い、なるべく色々塗り重ねないようにするのもおすすめです!
花粉症の時期は目薬や点鼻薬、飲み薬にマスク、ティッシュなどと、
どうしても持ち物が多くなる時期でもあります。
持ち物を更に増やさないためにも、メイク道具は花粉症の時期用に変える等しても良いですね!
花粉症の方も、普段とは違うメイクができるので、新しい自分の魅力を発見することがあるかもしれません♡
つらい花粉症の時期も、キレイに可愛くメイクを楽しみましょう♪
参考元:Sweet